ポツポツ、ザー、ダダダダダ
…頭がおかしくなったわけではない。
こんばんは、りんです。
つい昨日まで続いていた晴れが一転し雨となりました。憂鬱な僕を嘲笑うかのように降りしきるこの雨である。通勤路にある排水溝は溢れかえっていました。
約一年前の夏に、「天気の子」が公開され、その中で「天気というものは天の気まぐれ」というシーンがあったのだ。抗うことのできない絶対的なものと僕は認識していたが、何かの気まぐれでその影響を受けなければならないのなら、抗ってみたいものだと謎の対抗心を少し抱きつつ靴下を濡らされている。
ここまで綴りながら、ふと思うことがあった。
僕は「雨が嫌い」という訳ではなく、「雨によって濡れることが嫌い」なのだ。
あらゆることに対して、その片方の側面しか見ないで嫌うということはとてもおこがましいのではないだろうか。嫌うのであればとことん嫌うべきだと思う。拒否、拒絶のように微塵も受け付けたくないということを本当の意味で「嫌う」ことではないだろうか。
人間、嫌いなものの一つや二つあると思う。がしかし、ある一定のラインだけ気にして、他は寛容にしてはいないか。それはただある側面が「苦手」なわけであって、「嫌い」には程遠いと思う。
だから僕も正確には「雨によって濡れることが苦手」なのだ。
今日は硬い話になってしまった。でもその感情は大切にして、本当に嫌うべきものに出会った時に思う存分使ってください。
ではまた次回の更新でお会いしましょう
飲料を掲げろ、乾杯